一音一打と親指シフト系

標準月配列は一音打系です。
行段系の親指を使わないものと比べれば、1打鍵と2打鍵が混じり、濁音は全て2か3打鍵なので、行段系などと比べても、比較的リズムは取りにくい方だと思います。
但し打鍵数は確実に低く押さえられているので、リズムの取りにくさがある反面、操作回数の少なさでリカバリーといった感じの傾向でしょうか。


親指同時打鍵系がシフト動作を「1動作」と数えているのは、「同時だから」ということもありますが、むしろ、親指の運動をつかさどる神経的・機械的部分が他の4本の指と比べて離れていることによります。「親指と他の指とで物をつかむ」という動作は、人間が太古の昔からやってきた基本動作ですから、自然に「1動作」と数えられるのだと思います。