これはやばい
新JIS・月 キーボード配列 4打鍵目
http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/pc/1139243753/461
を参照してください。
ここに掲げられた「遺伝的アルゴリズムで求めてみた配列」
を独自に追試験してみたところ、拙作の打鍵時間解析機はなぜか、「あんま芳しくないよ」と結論しました。
- 月標準配列
- 249,857,198
- 拙作・「ん」が小指に来る配列
- 242,772,115
- 4-461配列
- 255,761,787
単位:ミリ秒
小生の使ってる文章サンプル、打鍵時間サンプルが腐っているとか、小生の使ってる時間積算の方法がおかしいとか、いろいろ考えられますが、原因は謎です。
また関係ないことですが、461配列は、
「ま」がUにあるのにそれより多く出現しそうな「っ」がYにあったり、
「お」が@にあるのに「ー」が:にあったりと、
敢えて遠くのキーを選択しているかのようなふしぎな挙動をしているように見えるところがあります。
実はこれはTRON配列などにも見られる現象*1で、
「打鍵時間を最短にする」という条件で計算すると、なぜか遠くのキーを選択してしまうことがあるのです。
小生の計算でも同様に、VよりBを打鍵する率が高くなる傾向がありました。*2
こういった現象は、速いスピードを維持するように打鍵したときのサンプルで再現しやすく、逆に日常作業のキーログから採取したり、のろのろと打鍵したサンプルでは再現しにくいように思います。
なぜこういったことが起きるのかは謎です。
「遠いキーには、指を速く動かさなければならない」と指を速く動かす結果、必要以上に速く届いてしまうということなのかもしれません。
はたまた運動刺激による主観時間の変化のため、打者の主観テンポが実時間とズレ、指を速く動かしてしまうということがあるのかも…。…いろいろ考えますが、本当のところはどうなのか、わかりません。とにかく、速く打てるキーでも、遠いキーはあくまでも敬遠したいと小生は考えます。
そういえば、Enterキーに走る小指って、客観的に見ると意外なほど超速ですよね。
どれほど加速を付けているのか、「パシィ!」なんて勢いで打っている人もたまにいます。
*1:参考:TRON配列
http://www2.atwiki.jp/kinesis/pages/28.html
(VよりB、MよりNキーを打鍵する確率が高くなっている。)
*2:ただし、遠いはずのキーを敢えて打つのはよくないと思うので、計算結果に手を加えて補正してます。