IME2SKK(仮称)仕様書

IME2SKKは、Windowsの各種IMESKKライクなキーバインドで使えるようになる予定のソフトです。AutoHotkeyか何かで実現予定。


だいたいSKKと同じ動作になる予定です……。

SKKとの相違点

送り仮名を指定できません。送り仮名を指定しようとすると無視されます。入力段階では「模造紙」と「模造し」を区別できないということです。
すなわち文節単位の変換になります。


IME次第では、AIによる変換を行います。「思い」と「重い」のどちらが出てくるかは、直前にどちらを確定したかではなく、前後文書のコンテキストによります。


IMEの設定次第では連文節変換を行います。Ctrl-j (Ctrl-n) は全確定ではなく、先頭文節の確定となります。全確定にはCtrl-mを使用します。

こんなとこですかね……。

追記

あと、辞書登録モードに移行しないってのも相違点になります。

追記

やっぱり Ctrl-j は全確定にします。入力済み・未変換の状態で Ctrl-n を 送っても、何も起きないからです(未変換と変換中を区別する方法がないのです)。
また、l ; Shift-l Shift-; で文節移動・伸縮するものとします。

追記

Shift-x (候補を後ろのほうに追いやる) も使えません。 ちょっと動作が違う?けれど使えます。

追記

いい名前が思いつかないので、さしあたって開発コードネーム:Brumaire(ブリュメール)

追記

変換開始位置を示す「▽」が表示できません。
ということは、変換開始位置指定のキャンセルとして、「▽」を消す、という操作ができないことになります。
つぎのような仕様を採ることが考えられる:

  • バッファに入っている仮名を全部削除すると、▽を消したことにする

または

  • バッファの先頭に▽が隠れていることにする。バッファに入っている仮名を全削除したあと、さらに1つ削除の操作をすると▽が消されたことにする

後者ならばSKKにかなり近い動作ですが、直感的ではありません。前者採用かなぁ。