濁点を付けられる文字を、左右に自由に分配する必要はない

昨日書いた両薬指濁点配列「ニセU9」の最適化に取り組む一環で、
交互率を高めるべく、左右に分配する文字を選んでいたのです。


まず、こういうシードを用いました。


○○○○○ ○○○○○○
○゛ ○○○  ○○い゛ ○○
○○○○○ ○○、。○


そして35000字サンプルから取った頻度表(Rayさんのblog含む^^;)と、http://kirinsystem.net/work/20060324/hindo1-dakutenbetu.htmlを参考に、
交互打鍵率がもっとも高くなる左右分配を選び直しました。


結果:

右手:いうんのきくるつっり……
左手:しかとてたはにこょせな を(シフト) すけ……


どこかで見た左右分配です。


ここまでで、
オリジナルの新JISと比べて2文字(を、な)、しか変わっていません。
というかまるっきり月配列です。


  • 結論
    • そもそも新JISには、濁点はデフォルトどおり、ひとつで十分でした。
    • 月はやっぱりすげえや


じゃあNICOLAいらねえじゃん
濁点が付くカナを表に出すために、無理に配列したのかねぇ…。


Tronも濁音付きカナを逆シフト面に押し込もうとしてるから、同じ無理をしていると思う。
素直に「し」を左にやれば、新JISと同じ結論に達したのかも。