そんなあなたにSKK
面と向かっては薦めないですけれども。
722 名前:不明なデバイスさん[sage] 投稿日:2009/01/03(土) 01:22:50 ID:0KWloO+b
デカってところのメンブレンキーボード(1980¥)かったけどメンブレンっていいね!
手が疲れにくいよしかし円太キーの配置が微妙な漢字なので円ターキーを襲うとすると」を打ってしまう
それ以外文句なし↑キーが死んだFILCOより断然いいよ!
内容にはツッコまないし、特にツッコんでおくべき所もないと思います。
ただ、「円ターキー」なんて変換を見ると、有名な「ウーロンチャンスボール事件」を思い出します。詳しくは"入力技術その3:単語登録の話。"をご参照あれ。
なんでこの「円ターキー」とSKKと関係があるかというと、SKKは「円ターキー」が起こりにくいIMだと思うんからなんですよ。「えん」と「たーきー」の間を明示的に区切らない限り、「円ターキー」なんていう変換はあり得ない。「襲う」と「押そう」の区別も完璧です。
ただし、SKKは文脈を見て変換することを基本的に放棄しているので、「起き」とすべきところを「置き」などと提示することがよくあります。
『なあんだ、SKKもダメなときはダメなんじゃないか』
ダメです。しかし、「人間が推測できるような誤変換の仕方をする」っていうところがミソだと思っています。
機械が人間に合わせるべきだっていうのはもちろんのことなんですけど、そのためには「人間の側も機械に合わせる努力をしている」ということを見越した上で、機械が人間に合わせないといけない。
ポイントは、SKKは、変換結果を予測しやすいIMと期待されている、という点です。相互学習というやつの可能性です。
SKKを操作するときは、「ここでこのような誤変換が起こりうるな/起こり得ないな」と、考えながら操作することができるようになるのです。IMが文脈を勝手に判断するとき、これは難しくなります。
以上、ばっさり割愛して、大事な部分だけ残して書き直しました。